インダストリアル風な部屋創り【パディントン】おすすめコーディネートアンティークの知りたい基礎知識

CATEGORY : おすすめコーディネート

UPDATE : 2017/03/16（木）

STAFF : antiquepaddington

カフェや店舗、家庭のインテリアとして人気のインダストリアルなインテリア。
ここでは、インダストリアル風インテリアの特徴と、自宅にインダストリアル風インテリアを取り入れる際のポイントをご紹介します。

インダストリアルとは

インダストリアル（industrial）とは、産業の、工業の、といった意味。

インダストリアルデザイン(industrial design)という言葉は1920年代のアメリカで使われ始め、工業製品におけるデザイン性の重要さが認識されていきました。

インダストリアルと言われる製品は、シンプルで機能的なのに、おしゃれなデザインが特徴的。工業や公共施設、学校などで使う為にデザインされ、機能性を重視して作られています。そのシンプルさがおしゃれなインテリアとしてデザイナー達に受け入れられ、さらに一般家庭へと広がっていきました。

はげかけや塗装途中みたいな壁に、鉄製の大きなアーチ窓。鉄パイプみたいなアームの壁掛けランプをアクセントに。

天井からは工場で使われていたファクトリーライトを、あえてセンターに置かず、アシンメトリーな組み合わせがモダンに仕上がります。

ナチュラルな木製のワインボックスにロゴ入りのブックケースを収納に。

風変わりなスチール製チェアや事務所や工場みたいなファイリングキャビネット、建築設計図を壁面にと配置しておしゃれに仕上げたい。

工場でのデスク作業用に作られた、フランスのジェルデ社や、イギリスのアングルポイズ社製のデスクライト。メタルの素材感と、自由に角度が調節できる機能性、シンプルでおしゃれなシルエットが人気です。

アングルポイズ社製のアンティークデスクライト。

工場のパーツ入れとして使われていたスチール製のドロワーズキャビネットや、ファイリングキャビネットの錆びかけた個性で印象的な空間に。

フランスの工場で使われていたスチールキャビネット。一面の引出が迫力満点の、インダストリアルな雰囲気。

工場の作業机として使われていた、丈夫なスチール製のテーブルやデスクは、手作りの作業をするアトリエテーブルとしても人気。高さ調節が出来るピボットチェアや、スチールと木の組み合わせが相性ぴったりな学校で使われていたスクールチェア等は座りやすい。

メタルの質感がカッコいいフレンチアンティークのインダストリアルデスク。

無骨な素材感をアンティークの温もりで取り入れて、ミックステイストのおしゃれで快適な空間を楽しんでみて下さい。

古びた工場独特の雰囲気に一度はまると、本物の朽ちた素材ならではの風合いをインテリアに取り入れたくなります。