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オーストリアの曲木家具メーカー、ムンダス社について

ムンダス社(Mundus )とは

ムンダス社はオーストリアの家具メーカーです。

 

19世紀末、オーストリア、ウィーンに創業しました。

曲木の技術を活かしたベントウッドの家具、主に椅子を製造販売していました。

その後様々な場所に工場を持ち、ムンダス社のメーカーラベルには、ハンガリーのブタペスト(udapest)、ルーマニアのブローバ(Borlova)、
チェコスロバキア(Czechoslovakia)等の生産された工場名が見られます。

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ムンダス社(Mundus )製のベントウッドチェア。

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曲木の美しいシルエットと座りやすさが魅力のムンダス社製チェア。

1914年、ヤコブ・アンド・ヨゼフ・コーン社(Jacob&Josef Kohn )と合併、コーンムンダス社(Kohn-Mundus)となります。

この頃の椅子にはムンダス社とコーン社、2枚のラベルが張られています。

1922年、トーネット社(Thonet)と合併、トーネットムンダス社(Thonet Kohn-Mundus)となります。

1939年、ドイツに工場を構え経営を一新し、ゲブルダートーネット社(Gebrüder thonet)となります。

ムンダス社のメーカータグ

ムンダス社としての、合併前の紙ラベルです。こちらはブタペストの工場で生産された事が分かります。

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ムンダス社製のアンティークラベル。ラベルが残っていれば製造工場や年代が分かる、希少なラベルです。

 

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 ムンダス社カフェチェア
植物文様が印象的な背もたれに、座面はお揃いの文様と、紋章の様な配置でマークがほんのり凹凸のあるプレスウッドで付けられています。曲木で表現された丸い座面や曲線シルエットに技術を感じる、丈夫で軽く、座り心地が良い、日常使いしたいムンダス製カフェチェアです。

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