バドンヴィレ社製ローズ柄キャニスター4個セット　P19084｜ フレンチアンティーク家具ロココ調ブロカントのお店【パディントン】

フランス、バドンヴィレ（Badonviller）社製、陶器製ローズ柄のキャニスター4個セット。farine（小麦粉）、cafe（コーヒー）、thé（お茶）、poivre（コショウ）の4種類セットです。古いハンドメイドならではのぽってりした風合いが温もりのある、ほのかにクリーム色がかったホワイトの半磁器、Demi-porcelaine。磁器に似た陶器で、faience fine（ファイアンス・フィン）とも呼ばれます。蓋付きが便利な、サイズ違いで並んだ姿が可愛くて、ブロカントが並ぶキュイジーヌを飾って。フロント面には、ローズ柄のハンドステンシルが施されて、それぞれの食材のレタリングが入れられています。裏にはそれぞれに1923年から使われているバックスタンプ付きです。キッチンのシェルフやキャビネットを飾るブロカントとして、調味料入れはもちろん、キッチン小物や食材入れに。フレンチアンティークのバドンヴィレ社製キャニスター4個セットです。
1828年、ニコラ・フェナル（Nicolas Fenal）が1710年創業のペクソンヌ（Pexonne）にあるポッタリーの所有者となり、1857年に息子と甥が工場を継ぎ、 FF (Fenal Freres)マークが誕生しました。1897年、 甥の1人テオフィル・フェナル(Theophile Fenal)がバドンヴィレに工場を設立、バドンヴィレ社の始まりとなりました。TF(Theophile Fenal)マークとなり、すぐに工場は大きくなりました。1921年フェナル家はリュネビル（Luneville） や サン＝クレモン（St. Clement）の工場を購入し、息子のエドワード・フェナル（Edouard Fenal）が管理しました。KGマークとなりました。1963年、1つの工場に統合され、マークはBadonvillerに統一されました。1980年にサルグミンヌに加わり、LunevillーSt・Clementマークとなりました（FSDVグループ：FaiencerieSarregueminesDigoinVitry-le-Francois）。バドンヴィレの工場は1990年に閉鎖し、生産はSt. Clementのみに移されました。バドンヴィレ窯としてはここで終了となりますが、フェナルグループは2006年、FaienceetCristaldeFranceグループを結成し、Terred'Estとして現在も生産を続けています。