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フレンチスタイルアンティークとカフェテリアスタイルアンティークの違い
フレンチスタイルアンティークとカフェテリアスタイルアンティーク。どちらも同じようなものと思っていませんか? 似ているところがありますが、確かに違うところもあります。どちらも好きだけれど、好きだからこそ、その差にこだわりたいもの。あなたは、どちらのスタイルが自分にぴったり合うでしょうか?
優雅で上品なフレンチスタイルアンティーク
フレンチスタイルアンティークは、優しいトーンの色合いと女性的で端整なフォルムが特徴。優美なカーブを描くチェストや、ゴブラン織りを座布に貼ったカブリオールレッグのチェアーなど、甘さと格調高さが溶け合ったスタイルです。繊細な磁器のテーブルウェアやワイングラスが、フレンチスタイルにマッチします。
フレンチスタイルアンティークは、ナポレオンとルイ15世に代表される
精緻な細工を施した背もたれとすらりとした脚部が端整なナポレオンチェア、優美に曲線を描く背もたれと豪奢なジャガード張りの座面、甘い色合いの塗装が優しいルイ15世チェアは、フレンチスタイルアンティークでも人気を誇るアイテムです。その他コンソールテーブルや、装飾的なドレッサーテーブルなど、宮廷家具としても使われていたと言われるフレンチスタイルアンティークには、気品あふれる華やかさがあります。
温かみがあってシンプルなカフェテリアスタイルアンティーク
フレンチスタイルアンティークが格調高い優美さを特徴とするなら、カフェテリアスタイルアンティークには、暮らしを大切にする温かさがあります。繊細で華奢なフレンチスタイルに対して、ナチュラルで居心地が良く、懐かしい雰囲気を醸し出すのがカフェテリアスタイル。家具は白木や、オークなどの木目を生かしたものが主です。温もりを感じさせる陶器や真鍮(ブラス)、アイアンなどが、カフェテリアスタイルに似合います。
オールドパインのキャビネットはカフェテリアスタイルの代名詞
オールドパインやオークを木材に使って作られた、素朴で堅牢なフレンチキャビネットは、カフェテリアスタイルアンティークを代表する家具だと言えます。オールドパインのダイニングテーブルも、カフェテリアスタイルの大定番アイテム。バイカラーに塗ったタイプは、ナチュラル仕上げのものに比べて陽気で若いイメージです。
装飾性の高いフレンチスタイル、実用的なカフェテリアスタイル
家具以外のオブジェクトを挙げると、フレンチスタイルアンティークでは、卓上ランプやアクセサリーケースなど、装飾性の高い嗜好品が目立ちます。アイアンのツールは優雅な曲線装飾を施したものが主流です。
それに対し、カフェテリアスタイルでは、キッチンツールやガーデニンググッズなど、生活に寄り添う実用的なアイテムが多く挙げられます。アイアンツールは直線的で、素朴なデザインに仕上げられているのです。
洗練されたフレンチスタイルとくつろぎのカフェテリアスタイル、どちらにも共通するのは、エスプリの効いたフランスらしい小粋さでしょうか。ぜひお好みで取り入れてみてくださいね。
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