ムンダス社(Mundus )とは
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アンティーク用語集
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2017/02/22(水)
オーストリアの曲木家具メーカー、ムンダス社について
ムンダス社(Mundus )とは
ムンダス社はオーストリアの家具メーカーです。
19世紀末、オーストリア、ウィーンに創業しました。
曲木の技術を活かしたベントウッドの家具、主に椅子を製造販売していました。
その後様々な場所に工場を持ち、ムンダス社のメーカーラベルには、ハンガリーのブタペスト(udapest)、ルーマニアのブローバ(Borlova)、
チェコスロバキア(Czechoslovakia)等の生産された工場名が見られます。
1914年、ヤコブ・アンド・ヨゼフ・コーン社(Jacob&Josef Kohn )と合併、コーンムンダス社(Kohn-Mundus)となります。
この頃の椅子にはムンダス社とコーン社、2枚のラベルが張られています。
1922年、トーネット社(Thonet)と合併、トーネットムンダス社(Thonet Kohn-Mundus)となります。
1939年、ドイツに工場を構え経営を一新し、ゲブルダートーネット社(Gebrüder thonet)となります。
ムンダス社のメーカータグ
ムンダス社としての、合併前の紙ラベルです。こちらはブタペストの工場で生産された事が分かります。
関連商品
ムンダス社カフェチェア
植物文様が印象的な背もたれに、座面はお揃いの文様と、紋章の様な配置でマークがほんのり凹凸のあるプレスウッドで付けられています。曲木で表現された丸い座面や曲線シルエットに技術を感じる、丈夫で軽く、座り心地が良い、日常使いしたいムンダス製カフェチェアです。
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