アンティーク家具の歴史
フランスでは、田園や川沿いに建つプチシャトーでの封建領主的な時代。身分を示す為や、独自の趣味で、独特な室内装飾や家具装飾が発展していきました。
パディントンで扱うフレンチアンティーク家具の、様式の時代や特徴をご紹介します。
アンティーク家具の歴史 年表
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ルイ14世様式 (louis ⅩⅣ style)荘重なバロックと、曲線を多用したロココデザインが特徴。栄光と富、権力を反映させた家具やインテリア。 象嵌、べっこう、ゴールド、シルバー、ブロンズ、真鍮などで装飾されたマルケトリ家具が見られます。 生地や柄物は大柄な紋様の、ダマスク、ブロカード、生命の木、大きなブーケ等が多く、鮮やかな色彩です。 レジアンス様式(Régence style)コモードやキャビネット家具の前面や側面が曲線的なボンベ型デザインが受け継がれています。 ルイ15世様式 (louis ⅩⅤ style)軽やかで優美で洗練された曲線のロココ様式デザインが特徴。 ルイ16世様式 (louis ⅩⅥ style)古代遺跡が発掘され、古代ギリシア、ローマ時代に影響された新古典主義な様式。コラム(宮殿の柱)を模したフルーディング溝のある椅子の脚や、古代風な女神像で装飾された家具。 ディレクトワール様式直線的でシンプルなデザインに、革命を象徴する紋章やスピア、リバティキャップ等のモチーフが見られました。 アンピール様式 (empire style)壮大で豪華、帝国の威厳を感じさせるデザイン。 レストレーション様式1808~1830年イギリスのゴシックリバイバルと、1820~1860年フランスのロココリバイバルの影響を受けた王政復古様式。再び優雅さを感じさせるディレクトワール様式に近いデザイン。豊穣の角、フラワーブーケ、フルーツ、穀物等のモチーフが好まれました。 アール・ヌーヴォー様式 (art nouveau)新芸術運動で、花や植物、自然界のモチーフが多く、自由で複雑な曲線が特徴的です。 アール・デコ様式 (art déco)直線的でシンメトリーなデザインや幾何学図形。ガラスや金属といった工芸品も多く作られました。 |
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